例えば、架空の物質とか、架空の国家とか、架空の作家だとか、そういうこと。 ChatGPTは素直に、その架空の存在に対して長々と何らかの文章、それも、ちゃんと意味の通る文章を返してくる。 私はそれを読んで「ほほーっ、こんな物質があるんだな。素晴らしい物質だな」といった感じで、心から感心するのだけれど、 そのうちに、「そうだ。こんな物質は存在しないんだった。危ない危ない」と気づく瞬間が、なんか楽しい。 実際には存在しないとわかっているのに納得してしまう、という自分の心の動きが、なんか興味深く思えてしまうのだ。 頭では不存在をわかっているのに、心は納得を感じてしまうのが素朴に面白いのだ。 ちなみに、ChatGPTが「架空の○○」として出力する事項は、○○という事項についての抽象化、 つまり、私たちが「こういうことを書けば、○○ってぽいなぁ」というイメージを書き連ねたものなのだと思う。 だから、そ
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