こんにちは、YU@K(@slinky_dog_s11)です。 今でも鮮明に覚えている。「仮面ライダーキバ」放送前に公開された公式ホームページの導入欄に「現代と過去を並行して描き密接にリンクする」「脚本 井上敏樹」とあったのを目にして「おいおい大丈夫かよ…」と漏らしてしまったあの日。22年の時を経たふたつの時代を同時進行で描き数々の要素が絡み合っていく「仮面ライダーキバ」は、売上だけで見れば前作「電王」を大きく下回り、哀しいかな未だに「駄作」の烙印を押す人をネットで見かけることは少なくない。別に“アンチのアンチ”を叫ぶ意図はないのだけど、私としては「た… たしかにアレな部分はあったかもしれない… が!キバは… キバはいいんだぞっ…!」という震える肩を自ら抱くような姿勢を取っている。以下、「キバ」について清濁含めた思いを徒然と綴ってみたい。 前提として、私は井上敏樹脚本作品がこの上なく大好きだ