社内勉強会で使用した資料になります。Istio入門に少しでもお役に立てれば幸いです。
はじめに SRE部プラットフォームSREチームの川崎 @yokawasa です。 ZOZOTOWNではモノリシックなアーキテクチャーから、優先度と効果が高い機能から段階的にマイクロサービス化を進めています。本記事では、そのZOZOTOWNの段階的なマイクロサービス移行で実践しているカナリアリリースとサービス間通信の信頼性向上の取り組みについてご紹介します。 なお、ZOZOTOWNのリプレイス戦略ついてはこちらのスライドが参考になります。 speakerdeck.com さて、ZOZOTOWNマイクロサービスプラットフォーム(以下、プラットフォーム)はAWS上に構築しており、コンテナーアプリ基盤にマネージドKubernetesサービスであるEKSを採用しています。また、複数サービスを単一Kubernetesクラスターで稼働させる、いわゆるマルチテナントクラスター方式を採用しています。 下記イ
本記事は 2020/01/08 に開催された Envoy Meetup Tokyo #1の LT スライド兼補足資料です。 原則として、スライドモードでファーストビューに入るものはスライドとして、下にスクロールして表示される部分は補足資料です。 Progressive Delivery とは Continuous Delivery ++ 実装はたいてい Canary Release + Canary Analysis + Automated Rollback "Progressive Delivery is the next step after Continuos Delivery, where new versions are deployed to subset of users and are evaluated in terms of correctness and perfor
技術開発部の相原です。好きな --feature-gates はServiceTopologyです。 この記事はLIFULLアドベントカレンダーの16日目です。 去年のエントリではIstio を本番環境に導入するまでと題して、私のチームが進めているアプリケーション実行基盤刷新プロジェクトでのIstioの導入についてお伝えしました。 移行に至るまでの経緯などはそのエントリをご覧ください。 あれからしばらくが経ち、ようやく主要サービスの(ほぼ)全てをKubernetesに移行することができましたので今回は移行を実現するまでに行った取り組みを紹介したいと思います。 移行にあたってやったこと 健全化 構成の見直し アプリケーションサーバの見直し Containerize SIGTERMへの対応 環境ごとの値を外から与えられるように 可観測性の向上 Prometheus Exporter実装による可
## ローカルでk8s ちょっと試してみたいときとかに、ローカルでk8sを動かしたくて。以前だとMinikubeとかDockerについてくるk8sとかを使ったことがあるけど、今だとまた何か出てるかな?と思ってたらこういうスレッドを見つけた。 K3s, minikube or microk8s? : kubernetes Minikube Microk8s K3s Kind Desktop Docker K3d Kubeadm が紹介されてた。へー。と思って、なんとなくk3dが面白そうかなと思ったので試してみた。 ## k3d https://github.com/rancher/k3d 紹介されている一覧の中にあるk3sをDockerで動かしてくれるのがk3dということみたい。Dockerを動かすプラットフォームをDockerの中で動か・・・す?こんがらがる。 僕はUbuntu使ってるんだ
これは Mercari Bold Challenge Month の3番目の記事です。 Mercari ではモノリスなサービスからマイクロサービスのアーキテクチャへと移行を行っている間、長期的な観点からみて、サービスメッシュの導入とその重要性を理解することが必要だと感じていました。ほとんどのインシデントレポートに対する現実的な対策としてあがるのが、レートリミットの導入、適切なカナリアリリースのフローの導入、適切なネットワークポリシーの導入などでした。そしてこれらこそがサービスメッシュによってもたらされる機能です。 前四半期では、私達はついに Istio の導入に挑戦することに決め、調査を開始しました。結果として、100 以上のマイクロサービスをホストするマルチテナント環境のシングル Kubernetes クラスタを深刻な障害を発生させずに本番運用を行うことができています。この記事では Me
こんにちは、技術開発部の相原です。 この記事は LIFULLアドベントカレンダー の16日目です。 LIFULL では アプリケーション実行基盤を刷新すべく、Istio がバージョン 0.2.0 の頃から検証を開始し、現在 1.0.4 を利用しています。 AWS 上で kops を利用して Kubernetes を構築しその上に Istio を展開するという構成です。 EKS は利用していません。 ここに至るまでそれなりにハマりどころ、考慮すべき点に遭遇したので今回はそのことについて書きたいと思います。 以下の文章は kops 1.10.0 Kubernetes 1.10.11 Istio 1.0.4 を前提としていることをご了承ください。 はじめに 本番導入までの障壁 istio-proxy のオーバーヘッド Resource Quota を有効化した時に Istio の Sidecar
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに 最近、Kubernetesを中心としたコンテナ環境やマイクロサービスの文脈において、「サービスメッシュ」「Istio」というキーワードを聞く機会が増えています。 「Istio」は、2018/7/31にバージョン1.0に到達したことが発表され、ますます注目されるオープンソースソフトウェアとなっています。また、自分が所属しているSIerであっても、最近「サービスメッシュ」という言葉を聞く機会が増えてきています。 本記事では、サービスメッシュの概要から、サービスメッシュを実現するソフトウェアについて、Web上の情報などを元に調査した
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