ノコギリはすごい 30分ほどの散策で、頭蓋骨以外にも、脚の骨と背骨をゲットした。 これが釣針に化けるのだから、大自然はさながらホームセンターである。 拾ってきた骨を掃除して、まずは使えそうな部位をノコギリで大雑把に切り出していく。 拾ってきた骨たち 鉄パイプも切断できるクラフトのこぎりを使うと、あんなに硬かった骨にザクザクと切れ目が入っていく。文明の利器すごい。 調子にのって雑に切り進めていたら、半分くらい切ったところで割れてしまった。意外と脆いようで、さっそく不安になり始める。 うーん...... 何度か失敗するうちに、コツがつかめてきた。骨には割れやすい向きがあって、ノコギリを引くときにうっかりそちらの方向に力をかけてしまっていたのだ。 矢印の方向に筋が通っているらしく、割れやすい。色や形もあいまって、さながら裂けるチーズのようだ やっと切り出せた。真ん中が空洞なので加工しやすそう 削