米ラスベガス(Nevada)で競売に掛けられた世界最大級のサメの顎の化石(2009年9月30日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Ethan Miller 【4月21日 AFP】現代のサメは、大昔の祖先の特徴を今に残す「生きた化石」であるとの定説を覆し、数百万年かけて大きな進化を遂げて現在の特徴を獲得したとする研究が、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 全ての顎口類(顎を持つ脊椎動物)の祖先に当たるサメに似た動物の頭蓋骨の化石が新たに発見されたことにより、顎口類の原型が軟骨ではなく硬骨だったという説が補強されたという。この動物は、約3億2500万年前の古生代に生息し、サメのような軟骨魚類と、サケやマグロのような硬骨魚類の両方の特徴を備えていた。 ■定説は「軟骨から硬骨への進化」 これまで科学者たちは、サメのように全身の骨格が軟骨でできている生物が、時間と
修復のために剥がされた奈良県明日香村の「キトラ古墳」の壁画の一部が22日から東京国立博物館で公開されます。 明日香村以外の場所での公開はこれが初めてです。 国の特別史跡に指定されている「キトラ古墳」は、奈良県明日香村にある7世紀末から8世紀はじめにかけて作られた古墳で、内部の石室の壁に描かれた鮮やかな壁画で知られています。 カビによる被害や壁画の描かれたしっくいが劣化していることなどから壁画は現在、壁から剥がされて保存、修復の作業が行われていますが、作業が一部終了したことから22日から東京・上野の東京国立博物館で公開されることになりました。 明日香村以外の場所で公開されるのはこれが初めてで、21日は関係者に展示会場が公開されました。展示されているのは石室の四方の壁に描かれていた壁画のうち「玄武」、「白虎」、「朱雀」の3点と、その下に描かれている顔が動物で体が人間の「十二支像」のうち「子」と
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