「何を売りたいんですか?」はNG 別の例を見てみよう。以下は、営業部門の担当者にヒアリングをした際の一例。 コンサルタント(受講者):御社は現在、A、B、C、Dの4つの製品分野をお持ちになっていますよね。 担当者(講師):ええ、よくお調べになってますね。 コンサルタント(受講者):4つの中で、今後最も力を入れていこうと思っている製品はどれですか? 担当者(講師):どれって、売れるものなら全部売っていきたいですけど。やっぱり需要との兼ね合いもあるんでね。 コンサルタント(受講者):それは分かるのですが……あえて1番を決めるとしたら、どれでしょう? 担当者(講師):いや、それはむしろ私が知りたいくらいで――あれ、あなたたちにそういうことを教えていただけるものと思ってたんですが。 コンサルタント(受講者):……。 「これではダメ。事前に“仮説”を立て、ヒアリングはそれを“検証”する場にしなければ
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