2007年1月8日(現地時間)から米ラスベガスで開催中の「2007 International CES」には、米IBMが10年ぶりにブースを設けている。マイクロプロセッサ「Cell」や自動翻訳技術などが展示されているが、最も広いスペースを使っているのが「Second Life」のデモコーナーだ。 Second Lifeは、米リンデンラボが開発する3次元の仮想空間。米国などでは急激にユーザーを増やしている。IBMはこのSecond Lifeに独自の島を持っている。また先日、米国の量販店「Sears」と共同で仮想的な店舗を開設したばかり。CESでは、この店舗内をアバター(自分の分身となるキャラクター)が歩き回る様子をデモしている。 IBMがSecond Lifeに力を入れるのは、Second Lifeのような3次元の仮想空間が、今後の強力なビジネスツールになりうると考えているためだ。仮想店舗は
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