2006年07月20日02:00 カテゴリ書評/画評/品評 どうせ復活するなら - 書評 - 復活の日 こちらを復活して欲しかったなあ、私は。 復活の日 小松左京 たけくまメモ : 【ネタバレ】日本沈没【ネタバレ】『日本沈没』に人間ドラマは不要! むしろアリの巣を破壊して右往左往するアリの姿を冷酷に見るガキの視線がこの場合は必要! 映画「復活の日」 もう映画の方のDVDとかは手に入らないみたいだけど、ぽすれんとかではまだレンタルできるみたいなので紹介しておく。 小松ファンの私も、実は「日本沈没」は相対的にはそれほど傑作だと思っていなくて、小は東京から大は地球まで(いや、宇宙だって何度も滅ぼしてるんだけど、長編レヴェルでは)揃っている小松の滅亡モノの中では、郡を抜いて「復活の日」が最高傑作だと思う。 まず、話のリアリティ。 実のところ、日本列島を沈めるより、人類を滅ぼす方がよっぽど楽で、たか