ただ、本書でも書かれているように、この2冊は、 「仕組み化で効率をあげよう」(P.1) という本。 本書は、「仕組み」のメリット・デメリットに触れ、本当の凄さを知るためのものです。 小飼弾氏は、本書で「”本当の”20%ルール」なるものを提唱している。 これは、 既存の仕組みを回す仕事を勤務時間の20%で終わらせ、80%を新しい仕組み作りに当てる(P.22) というもの。 Googleの「20%ルール」では、不十分であり、この割合を反転させるべき、だという考え。 多くの時間を新しい仕組み作りに当てることにより、未来に備えるべき、だという主張です。 この20%には、リスク補償という意味も含まれる。 仕組み化の基本はプログラマーから学ぶことができる。 プログラマーには、必要な美徳が3つある。 それは、 怠慢(Laziness) 短気(Impatience) 傲慢(Hubris) の3つ。 Lar