2009年02月16日19:00 カテゴリ書評/画評/品評 現代インドの阿Q正伝 - 書評 - グローバリズム出づる処の殺人者より 文藝春秋より献本御礼。 グローバリズム出づる処の殺人者より Aravind Adiga / 鈴木恵訳 [原著:The White Tiger] 時にフィクションは、深く鋭く現実を描き出す。事実は小説より奇であるのと同じぐらい、小説が事実より真であることもあるのだ。 本書「グローバリズム出づる処の殺人者より」は、ブッカー賞を受賞した、フィクションより真なノンフィックション。本書が描きだしている真は、インドの現実だ。 文藝春秋|グローバリズム出づる処の殺人者より(アラヴィンド・アディガ) グローバル経済の波に乗り、光を浴びるインド。だがそこには暗く淀んだ闇が??。 貧困の村に生まれ、その才覚により富裕な街バンガロールで起業家の従僕となった男。究極の格差社会をのしあ
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