「自分なんて生きていてもしかたない」「死にたい」「消えたい」 子どもたちから相談機関に寄せられている、多くの叫び。ことし、子どもの自殺が大幅に増えています。4月以降で、すでに300人以上にのぼり、コロナによる社会変化が背景にあると指摘されます。コロナ感染による10代以下の国内の死者は、現在までにゼロ(12月23日時点)。「感染で亡くなった人はいないのに、なぜ」、ネット上にはそんな声もあがります。いったい子どもたちに何が起きているのか。そして大人は何ができるのか。取材しました。(ネットワーク報道部・谷井実穂子)