あなたは今の仕事に「やる気」をもって臨んでいますか? こう聞かれて「やりがいがあってとても満足」と答える人もいれば「やってられないよな」とグチをこぼす人まで、さまざまでしょう。 昔から従業員のやる気は重要だとは認識されていたと思いますが、今、それが企業が開示すべき経営情報となり、投資家が「やる気」の度合いで投資先を選ぶ時代に入ろうとしています。 上司のみなさん、これは本腰を入れないと大変なことになりますよ。 (山田裕規記者 長野幸代記者 井上聡一郎ディレクター) 「上司に業務改善の意見を言っても『それは違う』と聞く耳持たず、次第にみんなが何を言っても変わらないという雰囲気になっている」 「職場の縦割り意識が強く、前例踏襲主義。『新しい時代だ、イノベーションだ』と上司は言うけれど、斬新な提案は通った試しがない」 「人気グッズの売れ行きが伸びたはいいが、対応する人が足りず、大忙し。 業務は増え