大手コンビニチェーンのローソンは、全国3000の店舗でかぜ薬や胃腸薬などの市販薬の販売を始める方針を固め、ネット通販など新規の参入が相次ぐ薬の販売に本格的に乗り出すことになりました。 関係者によりますと、ローソンはかぜ薬や胃腸薬などの市販薬の販売を来年度からの5年間に全国の3000の店舗で始める方針です。医薬品の販売は、平成21年に施行された改正薬事法で規制が緩和され、薬剤師がいなくても「登録販売者」の資格を持つ従業員がいれば一部の市販薬が販売できるようになり、スーパーや家電量販店などの新規の参入が相次いでいます。 ローソンは、全国に広がる店舗網を生かすことで市販薬の販売の拡大を目指す方針で、今後、全国の店舗で「登録販売者」を新たに雇用したり、コンビニの従業員に資格の取得を促したりすることにしています。 大手コンビニチェーンでは、調剤薬局と提携するなどして一部の店舗で市販薬の販売を行ってい