地元から東京に引っ越して、10年ほどになる。雑踏の中を、ぼやぼや歩くのが好きだ。でもこんな風景を見るのは、初めてだと思う。 東口、出てすぐ左を向くと見えるビル群。気温を表す電光掲示板以外、稼働していない…。 看板は広告が入っていないらしく、真っ白だ。 都内の一等地がこんなことになってるとは。 いつも歩いているのに、全然気がつかなかった。 ひょっとして、もしかして、他の場所も…?
地元から東京に引っ越して、10年ほどになる。雑踏の中を、ぼやぼや歩くのが好きだ。でもこんな風景を見るのは、初めてだと思う。 東口、出てすぐ左を向くと見えるビル群。気温を表す電光掲示板以外、稼働していない…。 看板は広告が入っていないらしく、真っ白だ。 都内の一等地がこんなことになってるとは。 いつも歩いているのに、全然気がつかなかった。 ひょっとして、もしかして、他の場所も…?
街を歩いているとネットがたくさんあるのに気がつく。まさにネット時代だ。 ゴミ集積所にある、カラスよけのネット。今回はそのネットの収納形態について見ていきたい。 ネットばかり見た一日。これがいわゆるネットサーフィンです。 (大山 顕) 誰でもついマニアになってしまう 先日カルチャーカルチャーでイベントをさせていただいた。会場を飛び出して、カメラ片手に街へ繰り出すという試みだ。 街を歩きながら写真を撮って、最後お台場で発表するというもの。「ひたすらひとつのモノだけ撮る」「好きなもの撮るの禁止」「きれいな写真撮るの禁止」「ネコとか撮っちゃダメ」などのルールを課すと、「ゴミバケツマニア」や「室外機マニア」になってしまう人がでてくる。それが狙いだった。 当然ぼくも撮った。それがこのゴミネットだ。 ゴミネット占いとかできるんじゃないか 今回注目したのは、まさにゴミをカラスから守って活躍中のネットではな
味わい中。下を見てるだけで、目は閉じてない。色々ボサボサですな。髪の毛とかヒゲとか。あと眉毛も。よく見ると鼻毛。 増刊週刊大衆という月刊誌で「B級グルメ食べ比べガイド」という連載をしている。そこら辺にある普通のB級グルメを改めて食べ比べして味などを評価するという内容だ。ラーメンチェーン、ファストフード、アイス、缶詰、缶コーヒー、カップ酒、レトルトカレーなどを片っ端から食べ比べしてきた。 その結果、似たような食べ物の味の違いが判るようになった。レトルトカレーなんてどれ食べても「普通のカレー味」しかしないように思うし、実際そうなんだけど、よくよく味わってみると各社各製品で違いがあるのだ。いつの間にか微妙な味の差を文章に出来るようになったのだ。思い込みでなければ。 今回はその能力を使って、コーヒーチェーンのコーヒーを飲み比べてやろうと思う。偉そうな書き出しにしたのは、自分でハードルを高くして焦燥
ツナ缶について考えたことがあるだろうか。会社によってはシーチキンと呼ばれる、例のマグロの缶詰だ。 ちょっと想像してみてほしい。買い物を頼まれて、渡されたメモに「ツナ缶」とだけ書かれていたら、果たしてあなたは何を買って帰るだろう。「え? ツナ缶はツナ缶だろ?」と思うなかれ。スーパーの缶詰コーナーに着いた途端、あなたはその種類の豊富さに頭を抱えるはずだ。それほどまでにツナ缶は種類が多い。 さらに、やれ「油不使用」だの「低カロリー」だのと、ヘルシー路線を突っ走っているのも油好きな私にとっては気になる。それってほんとにウマイのか? というわけで、今日は気になっていた様々な問題に一気にケリを付けてやろうと思います。 (高瀬 克子) 12種類と思っていたら… スーパーの缶詰売り場で最も幅を利かせているのがツナ缶だ。「日本人って本当にマグロ好きなんだな」と思わずにいられない品揃えの良さに、一瞬だけ「気軽
知り合いに、写真写りが悪い女性がいる。 履歴書に貼った写真を見た人々から 「酷すぎる!写真だけで落とされるぞ。」 「よりによってどうしてこんな写真を?!」 と言われるほど、写真写りが悪いそうだ。 私の記憶では、けっこう美人だったイメージがあったのだが、たしかにネット上で何枚か見かけた彼女の写真も、なんだかパッとしないものだった。 なぜ写真写りが悪いのか? いや、そもそも写真写りとは何なのか? 疑問を解決すべく、写真を撮らせてもらおうとアポを取った。 (text by T・斎藤) 写真写りが悪い人 こちらが写真写りが悪い人、城井景季さん。大学時代の知り合いなので、会うのは実に10年ぶりくらいだ。ネットで見た彼女の写真がこんなんばかりだったので、私の記憶にあるイメージもかなり揺らいでいたが、久しぶりに見たらやっぱり美人だった。これは本物の写真写りが悪い人だ。 下の2枚の写真は、「実物は美人です
「くさいはうまい」の理論にもとづき食べ物を選ぶと、(好き嫌いはあるにせよ)大抵は美味しいものに行き着く気がする。 中でもチーズはその差がはげしい食材だと常々思っていた。 プレーンなプロセスチーズとは違い、ウォッシュタイプと呼ばれるチーズが本当に臭い。臭くてうまい。 チーズこそ臭ければ臭いほどそそられてしまう食材ナンバーワンかもしれない。 あまり知識がないままに、臭いチーズを求めて街に出るところから始めてみました。 (ほそいあや) 一番臭いチーズください 都内に数店舗展開しているチーズ専門店「カマンベール」にやってきた。 「この店で一番臭いチーズをください」と言ったら一体どれくらい臭いチーズが出されるのだろう。 金持ちになったら言ってみたい「この店で一番高い品物をくれたまえ」というセリフにちょっと似ているが、まったく違う。
文房具メーカーの大口顧客のひとつは製薬会社だそうだ。理由はノベルティを万単位で作ってくれるから(お医者さんって必ず薬の名前が入ったボールペンを使ってますよね)。ボタン製造メーカーは技術の差がメーカー間でさほどないために納期が勝負である、という話も聞いたことがある。 その業界で働いている人にとってはあたりまえのことなんだろうけど、部外者にとっては初耳である。 僕は自分が属している業界のことしか知らないが、よその業界の話はどれも面白いし、その業界ならではの苦労話も興味深い。 いろんな業界の人に、その業界について聞いてみました。(林 雄司) 目次 7人にインタビューして7ページ構成になってしまったので目次を入れました。興味のある業界からでも上から順にでもどうぞ。どのページもびっくりするぐらい写真が少ないです。
プロダクトデザインの展示会に行ったり、その手の雑誌を読んだりすることが多い。家具、オブジェ、照明器具、建築・・・いろいろなデザイン思想を持ついろいろな作家の作品、なにからなにまで面白い。 中でも「照明」には心惹かれる。身近なプロダクトであることはもちろん、「光」をデザインすることは魅力的だし、いっぽうで「電気設備である」という性質がまた、私の興味をそそるのだ。 私もいつか照明器具を作りたい。そんなふうに願っていたある日、ふと あるデザインを思いついた。これなら今の私にもすぐに取りかかれる。その名は、「タライト」。“タライ”で“ライト”を作ってみた。 なぜタライなのか?ダジャレというだけではない。理由は、追って説明する。 (乙幡 啓子) 作る前から不安にさせるライト 街はもうクリスマスムード一色だ。その中をデパートへと向かえば、行きかう人々は皆手に手に買い物袋を提げて幸せそうである。 すれ違
1ヶ月前に書いたナマコの記事で書きましたが、実家の干物屋(松本商店)が父の死去を機に廃業することになりました。でも折角美味しい干物が作れるのにもったいない。だけど店は続けられない。 そこで、干物作りのレシピを公開しようと思います。 四代、120年続いた干物屋のレシピ。営業上の秘密も含めて洗いざらい書いちゃいます。みんな、これを読んだら干物は買わずに自分で作ったら良いと思うよ。自分で食べる分を作るくらいなら簡単だから。 (text by 松本 圭司) ■実家に帰ったついでに干物作りを習った 今回干物作りを教えてくるのは、母。松本商店のしょこたん。写真を撮りながら、 「この写真、インターネットに載せても良い?」 と聞いたら、 「絶対ダメ」 と言われたので後ろ姿で失礼します。 母は元々東京でOLさんをやったり病院の事務をやったりする普通の女性だった。話を聞くと結構ナウなヤングだったりして、若干驚
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