チェアリング提唱者のスズキナオ氏(右)とパリッコ氏。ユニット「酒の穴」としても活動している。共著に『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(Pヴァイン)がある。写真はスズキ氏提供 折りたたみ椅子を片手に憩いの場所を探し求め、気に入ったロケーションが見つかったら、腰を下ろして自由気ままに酒を楽しむ……。そんな新しい野外飲みスタイル「チェアリング」がコロナ禍で注目を集めている。生みの親の一人、居酒屋ライターのスズキナオ氏は「チェアリングは最も密から遠い」とそのメリットを話す。 「人混みを避けながら、公園、河川敷、街中のどこにでも椅子を置いて飲める。特に水辺では、複数人で飲んでも、海や川のほうに自然と顔が向くので飛沫をお互いに飛ばしてしまう危険は少ない。普段は気にしない水面や梢の揺らぎを眺めながら、お酒を飲むのはいいものですよ」 チェアリングの基本は、機動性を高めるという点で「軽装備」だ
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