東江氏は、現在沖縄在住ですが、デザイナーとして英国老舗のゲームスタジオRare社に入って以来、活動拠点を英国とし、現在は、Nyamyamのゲームクリエイターとして活躍しています。同社リリースの第一作目となる『Tengami』でも主にクリエイティブ・ディレクションを担当し、その独自な世界観を作り上げていきました。 今回、東江氏が沖縄から上洛した際、お会いする機会がありました。しかも、Baiyon氏と一緒に。そのとき、それぞれの視点からこれからのインディーゲームデベロッパーが世界に打って出るにはどうしたらいいのか語ってくれたのです。ここではそのときの模様をお伝えしましょう。 ■英国において開発者としてキャリア積んで来たからこそ分かる、日本人クリエイターとしての強み 東江氏は当初、英国でゲーム開発に携わったばかりの頃は、日本人ならではの強みを意識することなかったと言います。 ただし、海外