2022年11月7日、Jリーグは年間最優秀主審を発表した ところが選ばれた人物は12月15日に突然引退を発表する 年間を通じて見事なジャッジを見せていた トップレフェリーのあまりに唐突な退場劇だった 信頼感は抜群でアジアでも難しい試合が割り当てられる 淡々と冷静に正確な判断を下していく 世界の大舞台で笛は吹かなかったが実力は折紙付 そんな佐藤隆治に心の内とオススメの店を聞いた 45歳は区切りの年だった 辞めるまでの細かい経緯まではいろんな人を介してるので語れないんですけど、いずれにしても2022年シーズンが一つ節目になるというのは分かっていたんです。カタールワールドカップの年であるということと、45歳になる年だったんですよね。 昔は国際審判員は45歳が定年だったんですよ。今はもうその制度は撤廃されているんですが、僕が国際審判員になったときはまだ45歳定年が残っている時代でした。2008年に