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  • はじめてのお説教|佐藤健太郎

    あれは筆者がまだ会社の寮にいたときのことであるから、もう20年以上前だろうか。なぜかは知らないが、不動産投資の会社からマンションを買えという電話がしつこくかかってきたことがある。投資といっても、いかにも怪しげな聞いたことのない会社で、営業マンの声も聞くからにうさんくさい。どこの世間知らずでも、こいつに数千万の財産を託すバカはいねえだろと思うような代物であった。 最初は丁寧に対応していたが、あまりにしつこいので「いい加減にしろ」と叩き切ると、すぐさままたかけてきて「佐藤さ~ん、そんなに怒んなくてもいいじゃないっすかあ」とヘラヘラ笑っている。面倒くさいので電話を切らずに15分ほど放っておいたら、電話口の向こうでまだ何やら喋り続けていた。悪徳商法の会社の内情などよくわからないが、ノルマでもあったのか、それとも何か別の狙いでもあったのだろうか。 とはいえ、毎日かけてこられるといい加減神経に障る。対

    はじめてのお説教|佐藤健太郎
    daroemon
    daroemon 2020/09/09
    "相手が「お前のためを思って言ってるんだぞ」と言うときは、これっぽっちも「お前のこと」など考えていないということだ"
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