砂嵐に苦情 地デジ多難 放送の3局に電話63件 高齢女性「テレビもう寿命かね」 アナログ放送終了を伝える特別番組で「砂嵐」になった画面を見るお年寄り=29日午後1時5分、那覇市 [画像を拡大] 社会 2011年1月30日 09時47分(9時間41分前に更新) 「何で映らない?」「チューナーって何?」。地上デジタル放送完全移行まで半年を切り29日、琉球放送、沖縄テレビ、琉球朝日放送の地元民放3局は、全国でも最長となる55分間の特別番組をアナログのみで同時放送した。放送局へは「砂嵐」映像への苦情や、問い合わせが計63件あった。非課税世帯へのテレビなどの購入費を補助する県の窓口にも、問い合わせがこの日だけで266件。周知に課題が大きいことがあらためて浮き彫りになった。(知念清張、與那覇里子) 那覇市内の市営住宅の一室。いつものようにテレビの前にいた一人暮らしの74歳の女性は、しばらくして画面が電