2012年10月6日のブックマーク (1件)

  • ログ・ホライズン - 050

    銀の光を10の瞳が見つめていた。 交わされる刃は流星のような尾を引き、弾けて、消える。 まるで定められたような約束を経て、すれ違い、あるいは打ち合い、金属と言うよりは水晶の切片のような音を立てて互いを拒絶しあう。 ナズナとその仲間たちが見守る中で、殺人鬼とソウジロウは死闘を繰り広げていた。 ソウジロウの繰り出した打刀の攻撃はあまりにもなめらかで威圧的なところがすこしもない。しかし、ナズナは、その一撃が、向けられるものにとっては回避不能の恐ろしさを持っていることを知っていた。放たれる斬撃があまりにも優雅なために緩やかに感じられるだけなのだ。相手の回避行動さえ見越して放たれるソウジロウの攻撃は、その見た目とは裏腹に、致死の一撃である。 そのソウジロウの攻撃を、殺人鬼は異形の籠手や具足ではじく。 まともな剣術ではない。獣の戦闘術に近い能の動きだ。そしてそれは、明らかに人のみが持つ殺人への愉悦に

    ログ・ホライズン - 050
    daruism
    daruism 2012/10/06
    うわ久しぶりにきてた