香港(CNN) インターネット上のミーム(ネタ画像)に使われて爆発的な人気を呼び、暗号資産(仮想通貨)「ドージコイン」のモデルにもなった17歳の柴犬「かぼす」が、重病で危篤状態にあることが分かった。 千葉県佐倉市に住む飼い主の幼稚園教諭、佐藤敦子さんがインスタグラムへの投稿で報告した。 投稿によると、かぼすは24日以降、自分から食べたり飲んだりしなくなり、急性の肝胆管炎と慢性リンパ性白血病の診断を受けた。 その後、食欲は戻ったものの、動きが鈍くなっているという。 佐藤さんは最新の投稿で、かぼすは非常に危険な状態で黄疸(おうだん)を起こしているようだが、抗生物質を使っていると説明。ファンからの応援に力づけられていると書き込んだ。 かぼすは2010年、前足を重ねたいぶかしげな表情の画像が「レディット」「タンブラー」などのSNS上で人気を呼び、せりふを張り付けたりほかの画像と合成したりしたミーム