まずは必要な書類や費用を把握する こうした徒労を少しでも減らしたいなら、準備が必要だ。ショップへ行く前にキャリアのヘルプページで「契約者死亡」や「解約」などのキーワードで検索して、必要な書類などを不備なくそろえておく。何が必要かはキャリアごとに異なるが、大まかにいえば以下の3種類になる。 契約対象そのもの……端末、SIMカード、契約書類など 契約者の死亡が確認できる書類……戸籍謄本や会葬礼状など 手続きする人の身分証明……運転免許証、続柄が証明できる書類、印鑑 承継(契約内容を遺族が引き継ぐこと)に対応しているキャリアも多いので、解約以外にどんな選択肢があるのか確認することも重要だ。解約しか選べないキャリアでも、ナンバーポータビリティーを申請して電話番号を別の端末へ持ち出すことはできる。 費用も確認しておく。死亡時には契約解除費用がかからないケースが多いが、端末料金の残金や契約解除時までの