居待ち月は仲秋の季語です。 このところの気候変動によって旧暦八月(新暦9月)では天候が安定せず観月が難しくなりつつあります。 11月に入ってやっと晴天率が上がり今夜で14日連続での観月となっています。 夜空の月を通して気候の変化について少し考えてみたいと思います。 日本周辺の海面温度の上昇から水蒸気量は増加の一途を辿っています。 単なる温暖化の一言で片付けるのは簡単ですが、日本国内の電力事情が現状では火力発電によってまかなわれていることが大きな原因なのではないかと感じます。 石油や石炭を燃焼して電力需要をまかなうため莫大な量の二酸化炭素を排出し続けています。 再生可能エネルギギーの利用は遅々として進まず環境への影響も無視できないことが次第に明らかとなって来ています。 風力発電の風車の設置には地形的に風の良く通る場所を選んで設置しています。 風車を設置したことにより電力は得られても風を失った