TOKYO人権 第46号(平成22年6月16日発行) 特集 幻聴妄想かるたってなに?! かるたで作る心の「居場所」 精神障がいという、「心」にまつわるさまざまな困難を抱えている人は、現在、国全体で300万人を超えるとも言われています。特に重度の障がいを抱える人びとの多くは、日常的に幻聴や妄想といった症状に苦しめられています。本人にとっては実際に起こっていることなのに、周囲にはなかなか理解されず、それゆえに地域社会の中でも孤立しがちです。そんな苦しみをかるたにしてしまおうというユニークな試みが、いま密かに注目を集めています。 幻聴妄想かるたとは 「コンビニに入るとみんな友達だった」、「にわとりになった弟と親父」。一見すると意味が分からないこれら、実はかるたの読み句です。このかるたは、世田谷区の精神障害者共同作業所ハーモニーの大ヒット商品なのです。 作業所を利用する方はいわゆる精神障がいを抱え
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