大阪ダブル選挙から1週間が過ぎた。吉村新市長・松井知事は「都構想」再挑戦を表明し、住民投票否決によって解散した「府市統合本部」に代わる「副首都推進本部」を設置する方針である。「市民切り捨て、住民自治壊し」が本質の「都構想」はなんとしても止めなければならないと思う。橋下維新に対抗するにはなぜ橋下維新がこれほどまでの影響力を持つようになったのか、その背景を知る必要がある。ダブル選挙に照準を合わせて橋下維新・都構想関連の本がいくつも出版された。今回紹介するのは松本創「誰が『橋下徹』をつくったか」(140B、2015年)である。 誰が「橋下徹」をつくったか ―大阪都構想とメディアの迷走 作者: 松本創出版社/メーカー: 140B発売日: 2015/11/13メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る 著者の松本創は元神戸新聞記者で現在はフリーランスの記者である。橋下
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