ヒョン・ヨンチョル北朝鮮人民武力部長粛清説が報道される過程は、非正常な現在の国家情報院のあり方をそのまま露呈させた。我が国(韓国)の最高情報機関である国家情報院が、確認されない諜報で本格的な“情報商売”を始めたからに他ならない。 国家情報院は13日午前8時30分、国会情報委に「ヒョン・ヨンチョル北朝鮮人民武力部長が反逆罪で銃殺された」と報告した。急ごしらえで報告日を定めたため、与野党の議員もあまり集まらず、報告も30分ほどで持参した資料を読む水準で終わったという。その1〜2時間後、国家情報院北韓部長は、見学のため国家情報院を訪れた約30人の記者に同じ内容をブリーフィングした。この場にハン・ギボム1次長が直接現れ、記者の前でマイクをとり“ヒョン・ヨンチョル銃殺説”に関する詳しい説明までしたという。 国家情報院を訪ねるだけのつもりで何週間か前に見学申請をした記者たちは、思いがけない特ダネを
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