年々被害件数が増加しているストーカー被害。警視庁の発表によれば、平成16年が13,403件に対し、平成26年は22,823件と倍近い数字です。ストーカーと聞くと、特定の人からつきまとわれたり、嫌がらせを受けたりといったことが思い浮びますが、その行為を複数の人たちで行う集団ストーカーというものが存在するようです。そこで今回は、集団ストーカーとはどのようなものかを説明します。 ■ 集団ストーカーとは? ある個人に対して、集団やグループで尾行や監視などを行って嫌がらせをする人たちのことを指します。ストーカーと大きく違うところは相手が1人ではなく、複数というところです。ストーカーといえども1人でやれることに限度はありますが、2、3人となることでより悪質なものになります。個人によるストーカー行為を受けただけでも精神的に追い詰められてしまうのに、それが集団となると、精神的な負担は計り知れません。 ■