(CNN) 米テネシー州の刑務所で3日までに電気椅子による死刑執行が実施され、地元メディアは63歳の男性死刑囚が執行前に「さあ、やろうか」との最期の言葉を残したと報じた。 今回の死刑執行は1日のことで、電気椅子の使用は米国内では過去5年で初の事例としている。エドマンド・ザゴルスキー死刑囚は1984年に男性2人を殺害した罪で服役していた。電気椅子は同死刑囚が選択していたという。今回の執行は連邦最高裁への訴えが却下されたことを受けた。 地元紙記者によると、顔面にスポンジとヘルメットが装着される前、笑顔も見せた。その後、しかめ面になったという。 また、地元のCNN系列局「WTVF」の記者によると、受刑者用の白色のズボンと黄色のシャツ姿のザゴルスキー死刑囚は執行前に左手を振ったり、持ち上げるような仕草も示した。黒色の布で顔面を覆われた後にも同様のジェスチャーを見せていた。 刑務官が最期の言葉を尋ね