「ネットカフェ妊婦」 今朝テレビで、「ネットカフェ妊婦」というレポをやっていた。 タイトル通り臨月を迎える妊婦がネットカフェ難民なのだ。ネカフェから産婦人科に診察に行く。 彼女には30歳になる夫がいて、なんとネカフェの隣の部屋で寝泊まりしていた。 夫が社員寮付きの工場に勤めていたが、クビになり、住むところが無くなってネカフェにたどり着いたという。 最終的に、夫はなんとか社員寮付きの就職先を見つけ、二人はそこに住まいを移し、出産にこぎ着けた。 「就職」できたので不安解消? この話の落としどころは、「新しい仕事を見つけたので安心して出産できる」ということだった。 「就職」には、それだけの「ものがたり」が付属していた。 でも、テレビは「めでたしめでたし」と話を締めくくっていたが、それは、もはや「かつて」の話なんだろう。 今や、いつクビになるかわからないし、福利厚生だって無い。 そういう危機感の元