第61回紅白歌合戦の出場者を発表したNHK。日本の音楽界では今年、韓国のグループ「少女時代」や「KARA」の活躍が目立つなど、K−POPは音楽ムーブメントを代表するひとつとなり、紅白出場者予想の話題の中でも、韓国アーティストの名前は複数上がっていた。しかし、ふたを開けてみれば、K−POP勢はゼロ−。 井上啓輔制作統括によると、K−POP勢については選考の議題に上がったものの、出演のオファーはしていないという。井上氏はその上で「今年の活躍が目覚ましかったのは確か。来年以降もこのムーブメントを盛り上げてもらい、多くの支持を(データ上で)反映していただいて、(次の機会に)ぜひ紅白のステージにお招きしたい」と話した。 また、昨年は60回の目玉として矢沢永吉やスーザン・ボイル出場というサプライズがあったが、「今年は基本的には(今日発表の)出場者で固めて勝負したい。コーナー企画も音楽に寄り添ったかたち