2月4日、陸上競技場でダッシュ(約50m)していた武藤のタイムを見て「勝てる」と確信し、勝負を挑んだドアラだったが惨敗(Vol.1参照)。1週間後の11日、今度は中田、岩崎コンビに挑戦した。心の中では〝岩崎選手は無理でもぶーちゃんになら勝てるかも〟と思っていたに違いないが、まさかの失速でまたもや敗れた。傷心のドアラはリベンジをかけ、再びスタート位置に戻る。誰もが2度目の勝負の幕が開くものと思ったそのとき〝異変〟は起きた。左もも付近をおさえて倒れ込むドアラ。トレーニングメニュー消化中の岩崎はスタートを切らざるを得ず、ドアラはおいてきぼりとなった。あっけない幕切れ。オーバーワークが原因で左足の筋肉? を痛めたらしい。 結局、この時の〝ゲガ〟が原因で、キャンプ終了まで、ドアラが全力でダッシュすることはなかった。 ただ、幸いにもその後の活動に支障が出るほどの故障ではなかったため減棒の対象とはな