タグ

2014年2月9日のブックマーク (3件)

  • 2014/02/07 宝塚歌劇宙組『翼ある人びと―ブラームスとクララ・シューマン―』公開舞台稽古レポ

    ブラームス、そしてシューマン。 クラシック音楽史に残る2人の作曲家と、彼らに愛されたひとりの女性、クララ・シューマンとの関係を描く、宝塚歌劇宙組公演 『翼ある人びと』。 心を震わす音楽に彩られ、複雑な感情が交錯する大人の関係を、宙組の朝夏まなとさん、伶美うららさん、緒月遠麻さんが魅せる美しく繊細な作品世界! 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、初日を前に公開された舞台稽古の模様をお届けいたします。 昨年の宙組公演『風と共に去りぬ』でヒロインのスカーレットと、彼女に愛されるアシュレーの二役を役替りで演じ、男役としてまたひと回り大きくなった印象の朝夏まなとさん。 今回挑むのは、言葉よりも音楽で自分を表現し、芸術に身を捧げる青年・ヨハネス (若き日のブラームス)です。 シアター・ドラマシティ公演 (東京公演は日青年館) 初主演とは思えないほど、気負いなく自然な舞台姿。 客席の心をぐっとつか

    2014/02/07 宝塚歌劇宙組『翼ある人びと―ブラームスとクララ・シューマン―』公開舞台稽古レポ
  • 偽ベートーベン事件の論評は間違いだらけ あまりに気の毒な当代一流の音楽家・新垣隆氏 | JBpress (ジェイビープレス)

    2月5日から6日にかけ、いくつかの報道機関が「現代のベートーベン」扱いされていた自称作曲家が実際には一切作曲などしておらず、すべてを他の人物が代作していた事実を報道し、関連する番組をオンエアした局は併せて「お詫び」を告知しました。 この「偽ベートーベン」に最初は騙されて、結果的に楽曲を提供し続けさせられていたのが新垣隆君と知り、直ちに自他共通する情報をきちんと整理しなければならないと思い、稿を書いています。 以下では「週刊文春」2月13日号 第24ページから31ページまで活字で記された記事を元に経緯を確認したいと想います。 新垣隆君は、私も同じ作曲のフィールドで仕事する、私よりは6歳ほど若いですが、折り紙つきの第一級の芸術家です。 初めて彼を知ってからかれこれ四半世紀近くになりますが、誠実で、普段は控えめで、人間性はとても優しく、しかし音楽の主張は明確で、素晴らしい耳と手を持つ高度なピア

    偽ベートーベン事件の論評は間違いだらけ あまりに気の毒な当代一流の音楽家・新垣隆氏 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 『永遠の0』の何が問題なのか?

    先月に一時帰国した際、評判の映画『永遠の0』を観ました。また、小説も評判であるというのでこちらも読みました。どちらもプロの仕事であると思います。技術的に言えば、ストーリー・テリング(物語の展開)だけでなく、セッティングやキャラクターの造形、そして何よりも時空を超えた大勢のキャラクターが、物語の進行とともに「変化していく」効果が見事です。 キャラクターの「変化」というのは、「成長」したり「相互に和解」したり、あるいはキャラクターに「秘められていた謎」が明かされたりしてゆくという意味です。そうした効果を、時空を超えた複数のキャラクターを使って、しかも2000年代と第二次大戦期という2つの時間軸の中で実現している、そのテクニカルな達成はハイレベルだと思います。 更に言えば、老若男女の広範な層にまたがる読者あるいは観客は、多くのキャラクターの中から自分の感情を投影する対象を見出すことができるように

    『永遠の0』の何が問題なのか?