展覧会『戦後ドイツの映画ポスター』が、11月15日から東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される。 1950年代後半から1990年にかけて東西ドイツそれぞれで制作された映画ポスターを紹介する同展。アメリカ文化の流入を受けた西と、社会主義体制のもとで作品制作に取り組んだ東に分岐した映画文化の中で生まれたポスターの展示を通して、東西ドイツのグラフィック表現を辿る。 会場では、黒澤明監督『七人の侍』の西ドイツ版ポスターや、社会主義体制下のハンガリーで制作された映画『メフィスト』の東ドイツ版ポスターなど85点を展示。会期中には研究者やキュレーターらによるトークイベントも予定されている。詳細は東京国立近代美術館フィルムセンターのオフィシャルサイトをチェックしよう。 なお東京国立近代美術館フィルムセンターでは11月29日から同展に関連する特集上映『DEFA70 周年 知られざる東ドイツ