ザ・ミイラズ、初のCCレモンホール!(笑)。 何故か少し半笑いになってしまうが、僕だけではなく客席側全体にも始終とまどい気味の空気があったのは否めない。 ミイラズがホールでライブをやるというのは、言ってみれば放課後に友達とたむろするのがいつものファミレスじゃなくてホテルのレストランだった、みたいなもんである。なんか調子が狂う。しかも客席は3分の2しか埋まってない(笑)。 だが、畠山は悪びれることなく、真っ直ぐにミイラズをやりきった。 真剣だが屈折した、よそよそしいのに熱い、必死なのに照れた、ミイラズのせつない魅力はホールの無機的な空気の中でむしろくっきりと浮かび上がった。確かに、楽しさという意味ではいつもの7掛けだった。だが、いつもはぐちゃぐちゃになって見えにくい何かが見えた。 写真は飛び入りのMUSICA 鹿野と(笑)。