「生きていることとは四季色とりどりの移り変わりにこの肉体がしたがうこと」といった ゲーテの真情を、われわれは古代の知として思い起こさずにはいられないのである。 こうしてみれば、われわれの生命感情とは、つきつめていえば、 それは大小宇宙の共振によるものであることがうかがわれる。 三木成夫、生命の形態学(1975)人体解剖学総論 (生命の形態学序説 1992所収)より あなた方は私に大地を耕せと云う。ナイフをとって母の胸を引き裂けと云うのか。 あなた方は私に草を刈って干し草をつくり、それを売って白人のように金持ちになれと云う。 しかし、母の髪を切り取るようなことができようか スモハラ(インディアン酋長)原子論者ボイルに反論して (ヴァンダナ・シヴァ「生きる歓び」1988より)