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ブックマーク / cocolog-nifty.hatenablog.com (6)

  • 夏目漱石『こころ』の K はなぜ先生をぶん殴り車夫にならなかったのか - 山下泰平の趣味の方法

    大人になると読み方がかわる 『こころ』の K はどのような人間なのか K のような苦学生はたまにいた 夜学校の先生になったのは合理的な判断ではあった 苦労すれば強い人になれる 苦学の世界は二つあった 先生と K の旅行 大人になると読み方がかわる 夏目漱石による小説『こころ』は、名作とされている。 初版復刻版 こゝろ (岩波文芸書初版復刻シリーズ) 作者:夏目 漱石岩波書店Amazon 有名な作品なだけに、色々な人が様々なことを書いているが、誰もが否定できないのはとにかく面白く読めてしまうことだろう。『こころ』は新聞連載小説であるため、一日の掲載分の終盤には、次回への期待を煽られるようなことが書かれている。ついつい続きを読みたくなってしまうような構造で、このあたりは職業作家夏目漱石の面目躍如といったところであろう。 ただし漱石の初期作品とは異なり、『こころ』には書きながら考えているよう

    夏目漱石『こころ』の K はなぜ先生をぶん殴り車夫にならなかったのか - 山下泰平の趣味の方法
    daysleeeper
    daysleeeper 2023/07/20
    「こころ」は新聞連載だし適当というかそういう点も多いみたい。先生の手紙なんて長すぎて、計算してみたら折り畳めないくらいの分厚さになるって、じっちゃんが言ってた。
  • 国立国会図書館デジタルコレクションが便利すぎて知能が無理になり頭が狂いそうになったのでなんとかした - 山下泰平の趣味の方法

    国立国会図書館デジタルコレクションを使い始めてもう15年になる。昔は牧歌的な時期もあり、面白そうなタイトルを選び、チビチビ楽しみながら読むといった感じであった。ところが国立国会図書館デジタルコレクションが際限なく良くなっていくため、どんどん読み方が変っていった。 今の国立国会図書館デジタルコレクションは便利すぎるため、アクセスする資料の数がものすごいことになってきている。ここ数日のアクセスした資料を抽出してみたら、平均すると1日500あたりで、もう人間の能力では処理できない。 どう読んでいるのかというと、先にブラウザのタブで必要なものが掲載されていそうな資料を10-20程度開いておいて読み進め、必要ならページをめくるとデータを読み込む時間が発生するので、別のタブに移動してまた読むみたいなのを繰り返している。この読み方だと基的にタイトルや著者といった情報は頭に置かない。データの断片があるだ

    国立国会図書館デジタルコレクションが便利すぎて知能が無理になり頭が狂いそうになったのでなんとかした - 山下泰平の趣味の方法
    daysleeeper
    daysleeeper 2022/07/06
    自分の読解力のせいだと思うけど、読んでても頭に入って来なかった。山下さんはもともといつも情報密度高めというかwikipediaタイプのキャラの印象があるので伝わる人に伝わればいいのかもしれない。
  • 夏目漱石の「吾輩は猫である」を笑って読破するためのガイド - 山下泰平の趣味の方法

    この記事はそれなりに時間をかけて書いたのだが、面白がってどうでもいいことを調べている間に、世の中は大変なことになっていた。 最早「吾輩はである」を読もうぜッ!! なんて雰囲気でもなさそうだ。ただし気が滅入って仕方がない時には、全然関係ないことをするのがお勧めなので、そのまま公開することにした。 最初に書いておくと私は漱石が好きなので、いつもよりも客観性に欠けたところが多くなっている。あと無駄に長い。当初はコンパクトにまとめようと考えていたのだが、どうでもいいことを調べながらダラダラ書いているうちに長くなり、結果的に15000文字程度になってしまった。どうもいいことが満載のこの記事を最後まで読めたとすれば、夏目漱石の「吾輩はである」なんて余裕で読破できると思う。他の作品を読みたい人はこちらも参考どうぞ。 cocolog-nifty.hatenablog.com 吾輩はであるを読もう 「

    夏目漱石の「吾輩は猫である」を笑って読破するためのガイド - 山下泰平の趣味の方法
    daysleeeper
    daysleeeper 2022/03/02
    相変わらず贅沢な趣味をしてらっしゃる
  • 生活の危機 - 山下泰平の趣味の方法

    ヤバい雰囲気がある 就職活動をしなかったのでよく分からないんだけど、おそらく私は就職氷河期の人で一般的な認識だとあまり良い生活をしていないと思う。それでもなんの不自由もなく、わりと快適な人生を送っているなと認識をしている。なんで快適なのかっていうと、生活をそういう風にデザインしてきたからで、こういう感じでずっと生きてくぞーって決めてたんだけど、最近ちょっとヤバい雰囲気が出てきている。 理由は新型コロナウイルスによる社会の変化で、これまでの私の生活やヤバくなってきた時の対処法が、今の世の中だと通用しなくなってきている。対処方法は次の通りである。 逃れられないストレスが発生したら別の場所のストレスを減らす 労働に重きを置かない 不快な情報を遮断する 趣味で遊ぶ わりと普遍的な手法だと考えてたのだが、今はちょっと微妙になってきている。 逃れられないストレスが発生したら別の場所のストレスを減らす

    生活の危機 - 山下泰平の趣味の方法
  • 戦時中に生きてた人の面白い話が読める PDF を紹介します - 山下泰平の趣味の方法

    昔の話は面白い 私は明治あたりの娯楽物語を読むのが趣味なんだけど、実際見たッ!!! みたいな話はメチャ面白い。 『上野合戦 桃川燕林 口演 今古堂 明治二七(一八九四)年』は、いわゆる講談速記で、講談師が語ったことを速記したものである。演者の桃川燕林は、実際に上野の戦争で官軍に捕まってしまい、殺されそうになったんだけど、たまたま燕林を知ってる人が通り掛り、「そいつは講談師だッ!!」って絶叫してくれたため助かった……という風に、こんな知ってもあんまり意味がない話が面白すぎる。 明治に限った話ではなくて、ジイさんやらバアさんの話は面白い。 私の知人のジイさんから聞いたものだと、戦時中にずっと塩を作り続けたって話がものすごく良かった。その人はいわゆるエリートで、大学を卒業し、そこそこ偉い人として戦争に出る予定だったんだけど、肺の病気になってしまい、日国内に留まることになる。で、なぜか肺の病気

    戦時中に生きてた人の面白い話が読める PDF を紹介します - 山下泰平の趣味の方法
  • 生活のコツを128並べてみる - 山下泰平の趣味の方法

    私は明治期の文化を調べて遊んでいる人なんだけど、最近だと簡易生活っていうのが面白いので調べたり実行したりしている。簡易生活を一言で説明すると、明治時代に発生した個人のポテンシャルを最高に引き出すための手法である。 簡易生活で遊ぶうち、生活自体に興味を持つようになり、だいぶノウハウというかコツが分かってきた。生活が確立されると家庭の外でも安定してきて、穏かに毎日笑って暮すことができるようになる。良い生活は、実に最高だと思う。というわけで生活をコツを128個並べてみた。 このリストには次のような特徴がある。 明治の生活法の簡易生活をベースにしている 基的には一人暮らしの人向けのものになっているような気がしないでもない 生活っていうのは個人差がすごいので、もちろん全く参考にならない人もいる ちなみにお金については色々と実験しているところなので、まだ書くことがない。 全般 社会 装飾 イベント

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