17日の欧米市場では、スペイン短期国債の入札があり利回りは上昇したものの応札は堅調で無事通過しています。サプライズだったのは加中銀政策金利発表でカナダ中銀(BOC)が金融緩和の一部解除が必要となる可能性を示唆しカナダドルが買われています。個人的に主要国では最初に利上げ観測があがってくるのがカナダかニュージーランドかと思っていましたが、豪に5月利下げ観測が高まっている事を考えるとカナダのほうが早いかもしれません。それでもNZはイレギュラーに下げた0.5%を戻していないため、こちらも市場環境が良くなれば動きはあるかもしれません。米国では企業決算が悪くない事から株が買われているようですが、根底には4月特有の需給の良さがあると見て良さそうです。19日にはスペイン国債の入札を控えていますが、来週の日米金融政策まではリスクオン方向で底堅そうです。 ※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な