大手IT企業のアマゾン・ドット・コムとグーグルを傘下に置く持ち株会社は、先月までの3か月間の決算を発表し、好調な広告事業やクラウドサービス事業に支えられて、ともに大幅な増収、増益となりました。 これは主力のネット通販のほか、インターネット経由でデータの保存などを行うクラウドサービスの事業が好調だったためです。 一方、グーグルを傘下に置く持ち株会社のアルファベットの先月までの3か月間の決算は、売り上げが前の年の同じ時期に比べて21%増えて、337億4000万ドル(およそ3兆7000億円)でした。 また最終的な利益は91億9200万ドル(1兆円余り)となり、36%増えました。 主力の広告事業が好調だったほか、こちらもクラウドサービスの事業の伸びに支えられました。注目の大手IT企業の決算は、来週、フェイスブックやアップルの発表が相次ぎます。
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