6月18日の日曜日、昼下がりの東京・渋谷の駅前にひときわ目立つ集団が現れた。 先頭を行くのは10名ほどのセクシーな女性たち。その後ろにはおよそ400人のカメラを抱えた男性が続く。 【写真】セクシーな衣装で妖艶に舞うグラドルたち “おさわり”“いかがわしい行為”なしで738万円のカンパを集めた“アフターパーティー”の様子 一見、何のイベントかパレードかわからない、この大行進の発端は、もとをたどれば日本共産党である。経緯の詳細はデイリー新潮の(「開催2日前にいきなり電話で言われ…」共産党の申し入れで「水着撮影会」が中止に 騒動の裏側に迫る」)でお伝えした通りだが、大まかに振り返ると以下のようなことになる。 6月8日、埼玉県の日本共産党女性県議団が県に申し入れをした。県内の公営プールで行われる予定の「水着撮影会」は「明らかに『性の商品化』を目的とした興業」であり、公共の場で行うにはふさわしくない