茨城県八千代町の大久保司町長が、去年8月とことし4月に町内の温泉施設で開かれたイベントで女性の体を触ったとして、強制わいせつと県迷惑防止条例違反の疑いで書類送検されていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。 捜査関係者によりますと、大久保町長は去年8月、町内の温泉施設で開かれたイベントに出席した際、50代の女性客の胸をつかんだとして強制わいせつの疑いが持たれています。また、ことし4月、同じ施設で開かれたイベントで60代の女性歌手の胸元に手を入れたとして県迷惑防止条例違反の疑いが持たれています。 大久保町長は女性客側から刑事告訴され、ことし6月に会見した際には「事実無根で誠に遺憾だ」などと話していました。 大久保町長は八千代町議会議員を務めたあと、平成11年の町長選挙で初当選し、現在5期目です。