夫婦2人で動画を制作する、伊藤元亮さんと妻の里惠子さんです。 夫の元亮さんは、去年(2012年)勤めていた会社を辞めて動画で生計を立てるようになりました。 伊藤さん夫婦が投稿しているのはキャラクター弁当の作り方。 身近な食材に一工夫するだけで手軽に作れると人気を呼んでいます。 ソーセージに竹串を刺してらせん状に細かく切れ目を入れると…子どもが喜びそうなライオンのオムライスが完成。 ストローを切ってウズラの卵に細工をすると…あっという間にかわいらしい動物に変身。 もともとは幼稚園嫌いだった娘のために作ったキャラクター弁当。 その作り方を何気なく投稿したところ…動画の再生回数は数十万回を超え、画面の右上に広告がつきました。 さらに動画の下にもまた広告が…。 去年の夏、広告収入が月に数十万円を超え、前の仕事の年収を上回る見通しとなりました。 勤めていた会社では同世代のリストラが相次ぎ、不安を感じ
今、インターネットに動画を投稿するだけで生活する“動画投稿生活者”が増えている。収入源は投稿した動画の再生回数に合わせて得られる広告収入。大手動画投稿サイト「ユーチューブ」では投稿者収入の総額はここ3年間で4倍以上に上昇し、年収1千万を超える投稿者も続出。リストラ世代の中高年やフリーターが映像クリエイターとして自立するという例も少なくない。動画投稿サイトを新たな広告媒体として有望視する企業の中には優秀な投稿者の囲い込みや育成に乗り出す動きも始まっている。その一方で、動画投稿生活を始めたものの、その後、ヒット作に恵まれずに生活が困窮、精神的に追い込まれるといったケースも出始めている。動画投稿サイトの急速な拡大の背景とその現実を描く。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く