「10年経って、いろんな法律や施策ができました。でも、すべて障害をもった人に対する支援。私自身も(ディスレクシアという読み書きの障害で)小学2年生並みの読みの力しかありません。スピードを上げようとすると、間違える。その状態は変わらないが、ハッピーに暮らしていることを伝えたい」 超党派議員でつくる「発達障害の支援を考える議員連盟」は支援法の見直しを示唆 この日、行われたイベントで、NPO「EDGE」代表の藤堂栄子さんは、いままでの状況を明かしながら、こう訴える。 「これからの10年、ネットワークを組んで、これが普通のことだと思えるようになってほしい。特別なことではなく、普通のこととして、1人1人違うのだから、1人1人に合ったメニューが当たり前のサービスとして受けられるような時代になってほしい」 イベントを主催したのは、発達障害関係の団体や親の会、学会などでつくる、一般社団法人「日本発達障害ネ