ただ、今回のライヴは彼の音楽人生の評価を大きく左右するとてもプレッシャーの強い企画だった。正直チケットは売れていたとはいえ、肉体的、そして彼の現在の周りのスタッフや、組織的なことを考えると、2時間以上の公演を同一都市で50回もやるなんて無謀ではないかとずっと思っていた。 嫌々テレビをつけたら相変わらず薄っぺらい愛情と知識でマイケルが短くまとめられている。その昔、モーツァルトを馬鹿にして追いこんで殺してしまったメディア(噂)と大衆が、マイケルもここまで追いつめたのか。「幼児虐待」疑惑の裁判、あれほど何年も国家ぐるみで調べて無実・無罪になったのにまだ犯罪人扱いするのか・・・。