【解題】 早稲田二文での05年後期「Jポップ」講義、その草稿を中心に集めた出版の企画がちょっと前に流れてしまった。企画を預けてのち無連絡がつづき、やむなくこちらが痺れを切らして確認するとツレない返事だったので、いささか憮然としている。最近の編集者は社会的・人間的な責任を果たしていない。これじゃ書き手が編集者に次々に殺されていってしまう。 企画は、『縮むJポップ』と仮題され、2000年以降のJポップ中の正しい傾向を摘出、しかも具体的に音構造にも迫る、大スケールの個別アーティスト論集だった。真に聴くべきアーティストが15ぐらい列挙され、章別に細かくその美点が分析されている。四六判で700頁ぐらいの大冊を、僕自身は意図していた。 一旦消滅したその企画の「さわり」として、以下の文書をアップしてもらう。理由のひとつは、ここに書いた経緯からおわかりのように、どこかに存在するだろう良心的な編集者に向けた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く