「平坦な戦場でぼくらが生き延びること」といえば岡崎京子の代表作「リバーズ・エッジ」に引用されたウィリアム・ギブスンの詩の一節で、岡崎ファンなら誰でも知ってると断言してもいいくらい有名ですね。椹木野衣も自分の「岡崎京子論」の題名を、そのまま「平坦な戦場でぼくらが生き延びること」としたくらいだし… で、その出典がこの本*1なわけなんですが、それを知って探し始めた時点で既に出版元の京都書院は倒産していたし、本屋にも在庫はなく、アマゾン・コムでもヒット無し。古本屋をマメに回る根性もない自分は、とっくの昔に、もう、絶対手に入らないだろうと諦めていました… しかし、世の中、何が起こるか分かりません。つい最近になって、あちこちの岡崎関係の掲示板*2に「まだ手に入れられるぞ!」という情報を書き込んでくださった方がいて、半信半疑のままメールで注文してみたら、いやぁ、本当に届いちゃいましたよ! 今日になって…