既刊本レビュー。 電撃マ王連載中の葉賀ユイ「ロッテのおもちゃ!」第5巻の感想です。 アニメはコミカルでちょいエロなラブコメの印象が強い本作ですが、原作の方は結構暗く重いシリアスな一面も持っています。 ロッテ達の住むユグヴァルランド王国は多種族国家の為比較的平穏ですが、他の国では戦争や差別などファンタジーならではの血生臭い設定もあるからです。 メルチェリーダの姉が権力争いで殺し合った事など汚い政治家達のやり取りなんかもあり、平和な日常の裏で悪党達が色々と画策してるので少し不安になりますね。 今巻登場する新キャラもそんな政治や差別に翻弄された辛い過去を持ちます。 もちろん大部分はエロコメディなのでアニメから入った人でも問題無く読めるでしょう。 感想は続きからどうぞ。 今巻登場する新キャラのクリエート・トレイディスはスヴァルトヘイズ国の闇妖魔族(ノートアールヴ)です。 しかもスヴェイン王の庶子(