【AFP=時事】米政府は30日、同国で訓練を受けた経験を持ち、その後、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に参加したとみられる元タジキスタン特殊部隊司令官に関する情報に対して、300万ドル(約3億円)の懸賞金をかけた。 【関連写真】米国務省が公開したハリモフ元大佐の画像 懸賞金がかけられたのは、タジキスタン内務省傘下の警察の特殊作戦部隊に所属していたグルムロド・ハリモフ(Gulmorod Khalimov)元大佐(41)。熟練の狙撃手であるハリモフ元大佐は昨年、ISへの忠誠を表明した。 米当局によると、ハリモフ元大佐は2003~2014年の間に米国とタジキスタンで、米国務省のテロ対策プログラムの5つの訓練に参加した。 だがハリモフ元大佐は2015年5月、あごひげを生やし黒いスカーフを頭に巻き、狙撃用ライフルを抱えた姿でネットで配信された動画に登場し、ロシアとタジキスタン、米国に「