小学生の算数の試験で出題される「一辺の長さが1の正方形がある。各頂点から半径1の円弧を描いたときにできる円弧で囲まれた図形の面積を求めよ。答に小数がある場合は、小数点第3位を四捨五入せよ。」の図形みたいな歩道橋が、国道1号と国道248号の交差点に架けられている。まんまるではないが、四分割した楕円を組み合わせた形状なので、円形歩道橋コレクションに加える。 架橋前は、交差点の東側に国道1号を跨ぐだけの横断歩道橋があり、他の3道路は横断歩道が設けられていた。 愛知県内でも有数の交通集中交差点らしく、愛知国道事務所による専用サイト※があった。 それにしても、なぜこのような形状にしたのか。 「橋梁」第25巻第9号(橋梁編纂委員会)に掲載された「八帖歩道橋の設計・施工」によれば、この交差点前後の国道1号は、道路幅員を40mに拡幅するとともに両側に環境施設帯を設置する沿道環境整備事業のモデル区間として、