岐阜県博物館で開かれた特別展の解説書。 復元イラストを手掛ける小田隆氏と復元模型を手掛ける徳川広和の仕事をそれぞれ紹介している。 小田隆氏の作品は三重県総合博物館所蔵のものが非常に多くて、三重県総合博物館には小田隆氏以外の描いた復元イラストはあるのかと気になってしまうほど。描いた人が統一できていれば展示の統一感も高くなるだろうな。 恐竜だけじゃなくて魚類や哺乳類も描ける小田隆氏の幅広さあってこそでもある。 いろいろな古生物を並べたイラストで、パラケラテリウムがティラノサウルスに負けない大きさなのが実感できた。まぁ、パラケラテリウムは巨大草食動物で恐竜の巨大植物食はもっと大きくなるのだが。 徳川広和氏の作品は本人所蔵品ばかりだった。最後に岐阜県博物館所蔵模型での制作方法解説がある。この特別展の機会でなければ、実物を見ることは難しかったのではないか。 ティラノサウルスやハルキゲニアについて、あ
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