牛舎では乳牛と100匹以上のイヌが、劣悪な環境で飼われていました。 北海道佐呂間町の牧場で「多頭飼育崩壊」が発生し、救済活動が行われることになりました。 牛舎内で乳牛の周りを吠えながら走るたくさんのイヌ。 5月、佐呂間町の牧場で撮影された映像です。 イヌの救出にあたっている公益財団法人「どうぶつ基金」によると、10頭以上の乳牛と100匹以上のイヌが確認されました。 公益財団法人 どうぶつ基金 佐上 邦久理事長:「牛舎に入った時点では、全てのイヌが鳴き叫んでいる状態。栄養不足で、ドッグフードはもらえる状態ではなかった。ウシに与える飼料を食べて暮らしていたので、発見当時はやせ細って餓死していくイヌもいたという」 牛舎はふん尿で汚染され衛生状態が悪く、死んでいる犬が10匹以上見つかりました。 中には…。 公益財団法人 どうぶつ基金 佐上 邦久理事長:「屋外で鎖につないで飼っているイヌが冬を越せず
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